Stars Road

北斗七星は、天と地と人をつなぐ

17.夏の大三角とヤマトタケル白鳥伝説

【2018.3.26の記事】

 

 こちらの記事の続きです。

stars-road.hatenablog.com

 

 

 

アルタイル(彦星、牽牛)を探そう!

 

そう思った時に浮かんできたのは、北斗七星から北極星を見つけた時 のあのやり方。

 

 

 

「空を見上げて星を探す時と同じように、地上に星を探す」

 

 

 

この方法なんじゃないかな・・と、なんとなくそう思って

 

アルタイルについて「星」の視点で探し方を調べてみたら、

 

アルタイル(彦星、わし座)は、ベガ(織姫、こと座)と、デネブ(白鳥座)を結び、夏の夜に三角形(夏の大三角)を作る、とあった。

 

そして、夏の大三角は「細長い三角形なのも特徴なんだと。

 

夏の大三角形

*画像はwikipediaよりお借りしました。

 

 

アルタイルを頂点として二等辺三角形って感じ?

 

 

そういえば、前の記事で書いた「星田妙見宮」の縁記にも三角形の記述があったような。。

 

ここ、ここ。この部分。↓

 

星田妙見宮HPより抜粋

当宮の縁起によりますと平安時代嵯峨天皇弘仁年間(810~823年)に弘法大師空海)が交野へ来られた折、獅子窟寺吉祥院の獅子の洞窟に入り、佛眼仏母尊の秘法を唱えられると、天上より七曜の星(北斗七星)が降り、それらの星が3ヶ所に分かれて地上に落ちたと言います。

この時よりここに[三光清岩正身の妙見]として祀られるようになったと言われています。

七曜の星が地上に落ちた場所は大阪府交野市星田の高岡山の南にある星の森、光林寺の境内の森、そしてもうひとつが星田妙見宮が鎮座する妙見山です。

この3ヶ所の1辺が八丁(872メートル)あったことから「八丁三所(はっちょうみどころ)」と言われるようになりました。

以来、これらの石を影向石(ようごうせき)として祭ることになったと言われています。

 

 

 

 

「3ヶ所の1辺」ってことは、三角形ってことだよね?

 

 

こっちは正三角形をさしてるけど「三角形」の部分は一致する。

 

 

 

これは偶然なのか??

 

それとも、空海からのヒント???

 

 

どちらにしろ、このつながり。

 

夏の大三角」が、アルタイル(彦星)を探す手がかりに違いない!

 

 

 

だから、

 

アルタイル(彦星)を探すために、まずはデネブを探そう!

 

 

 

 

ってことで、今回はデネブ探しです。

 

 

色々調べていると、「星の和名」が星探しの重要なポイントになることがわかってきた。

 

 

デネブは、和名では「後七夕(あとたなばた)」「古七夕(ふるたなばた)」と呼ばれる。

 

夏の夜、織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)に遅れて夜空に登ってくることから、こう呼ばれるようになったらしい。

 

 

 

「星田妙見宮」は七夕伝説発祥の地と言われている。

 

 

「七夕伝説」と「七夕」を名前に持つ星。

 

 

また、つながりが。

 

 

 

 

現在は西洋の神話に基づき白鳥の尾っぽの部分の星が「デネブ」で、

星座全体は白鳥座と呼ばれる。

 

白鳥座

*画像はこちらよりお借りしました。

 

 

 

 

白鳥座かあ。。

 

 

 

白鳥といえば、ずっと気になることがある。

 

 

 

この星探しのきっかけは尾張氏熱田神宮で、

 

熱田神宮といえばヤマトタケル「草なぎの剣」が有名。

 

 

 

熱田神宮によく行くわたし。

(古代の森が残っててリフレッシュに最高なんです^ ^)

 

 

熱田神宮の宝物館も好きで、ちょくちょく寄っては

サンプルで置いてある「ヤマトタケル伝説漫画」を立ち読み。

 

 

で、毎回と言っていいほど違和感を感じてたことがある。

 

 

 

それは・・

 

 

ヤマトタケルは死んだ後、

なぜ白鳥になって西に向かって飛んで行ったのか?

 

 

ということ。

 

 

※もう1つ。

 「九州に東北に関西、関東、伊勢に尾張・・

 30歳で亡くなったのに移動距離、すごすぎじゃない?」

 という疑問もあるけど、今回の件とは関係なさそうだから置いておく。

 

 

 

なぜに白鳥にメタモルフォーゼ??

それまで、全然、白鳥出てこないし。

 

それに、ヤマトタケル伝説は戦いの記録なのに、

最後の最後でロンチックすぎやしないだろうか。。

 

 

やっぱり変!あまりに唐突!!

 

とってつけたような最後だなあ。

 

 

 

ずっと疑問だった。

 

 

 

 

でも、ここにきて、この伝説がつながってくる気がする。。。

 

 

 

 

西の方へ白鳥が飛んだ。

 

これは、デネブの位置を探す「神話に埋め込まれたヒント」なんじゃないだろうか?

 

 

 

 

 

そして、デネブについてもう1つ大事なことがあって。

 

それは、

 

デネブも地球の歳差運動により、1万年後に北極星になる星だということ。

 

 

 

いつもの絵。

 

左下に「デネブ」がある。

 

↓歳差運動による北極星の移動の絵

 

国立科学博物館HPよりお借りしました。

 

 

 

ここまでに「北極星」「ベガ」「黄道の極」の場所がわかっているから、

 

「デネブ」の場所があるあたりの目星をつけられる。

 

 

そのエリアは、地図だと青い枠で囲んだあたり↓

赤い丸は歳差円

 

 

 

このエリアで、ヤマトタケル白鳥伝説と関係のある場所。

 

そこが、デネブなんじゃないだろうか?

 

 

 

 

 

 

で、ヤマトタケル白鳥伝説に関係する場所を調べてみたら、

 

ヤマトタケルが白鳥になって飛び立った後、

立ち寄ったと言われている場所が2か所あった。

 

それは、大和琴弾原(奈良県御所市)と、河内古市(大阪府羽曳野市で、

墓(白鳥陵)も作られている。

 

白鳥陵 - Wikipediaより抜粋

日本書紀』巻第七によれば白鳥となって能褒野陵から出て、まず大和国琴弾原(奈良県御所市冨田)にとどまり、そこに「陵」を造ったところ、さらに白鳥となって河内国旧市邑にいきとどまったので、そこにも「陵」を造ったが、また白鳥となって天に上ったという。 

日本書紀』では最初の能褒野陵、大和琴弾原の「陵」、河内国旧市邑の「陵」と三陵を時人は「白鳥陵」とよんだという。

 

 

 

地図上だとこのあたり↓

下の方の赤いマーク2つが該当

 

 

 

位置的には「河内古市(大阪府羽曳野市)の白鳥陵」が近いんだけど、

なんか違うんだよな・・

 

これまでのような「これ!」という決定打がない。

 

 

 

・・・

 

 

だから、さらに調べて見た。

 

すると、

 

2ヶ所に降り立ったさらにその後に、

 

白鳥になったヤマトタケル立ち寄ったと言われる3番目の飛来場所を発見!

 

 

 

 

それは…

 

 

 

 

大鳥大社

 

↓こちらが本殿。和泉国一の宮

*画像はWikipediaよりお借りしました。

 

社伝によると、河内古市(大阪府羽曳野市)に降り立ったあと、さらに最後、大鳥の地に舞い降りたのだそうだ。

 

千種森(ちぐさのもり)と呼ばれる神域には、白鳥が舞い降りた夜、一夜にして樹木が生い茂った伝説も残る。

 

大鳥大社・公式ホームページより抜粋

最初に舞い降りたのは大和の琴弾原(ことひきのはら)、再び舞い上がり次に降り立ったのが河内国の古市、その後は社伝によると再び天空高く舞い上がり当所に降り立ちました。
そこに社を建てお祀りしたのが当社の起源であり今から約1900年前の話であります。

神域は千種森(ちぐさのもり)と呼ばれ、白鳥が舞い降りた際、一夜にして樹木が生い茂ったと言われています。

 

 

1900年前の創建は日本書紀古事記が作られた時代より、さらに古い。

 

なのに神話に載っていないのはなぜ?

 

あえて、なのかなあ。。。

(消された?)

 

 

 

そして、さらに驚いたのがこちら↓大鳥大社境内図。

 

*画像は大鳥大社HPよりお借りしました。

 

織姫神社」がある!

 

また、七夕とのつながりだ。

 

 

*残念ながら、なぜ織姫が一緒に祭られているのかはわかりませんでした。。

 神社HPにも記載がなかった。

 

 

 

そして、大鳥大社参拝の様子を書いている方のレポを読むと磐座もあるようだし

(その方のレポはこちら。)

 

本殿裏に「謎の祠」もあるそう。

 

本殿裏に実は別の神様が祀られている、というのも

熱田神宮」や「真清田神社」と同じだ。

 

 

熱田神宮のこと 

stars-road.hatenablog.com

 

 ↓真清田神社のこと

stars-road.hatenablog.com

 

【関連記事

 

 

 

 

磐座、織姫、ヤマトタケル白鳥伝説、古代に創建、本殿裏の社。。

 

これまでのキーワードてんこ盛り。

 

 

それに、地図で見ると大鳥大社の場所はここ↓

左下の青いマーク大鳥大社

 

 

 

ドンピシャだー!すごい!!

 

 

デネブは「大鳥大社」で決まりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デネブがわかったから、次は夏の大三角をベースにアルタイル探し♪

 

なんだけど、長くなったからアルタイルは次回にします☆

 

次も驚きの発見が続きます!

 

 つづく