Stars Road

北斗七星は、天と地と人をつなぐ

18.空海と彦星と夏の大三角

【2018.4.3の記事】

 

こちらの続きです。

 

stars-road.hatenablog.com

 

前回、アルタイル(彦星)を探す手がかりとして、

ヤマトタケル白鳥伝説&夏の大三角をヒントに「大鳥大社=デネブ」を発見。

 

 

今回は、そのデネブとベガの位置を元に、夏の大三角を大地に描くつもりで、彦星(アルタイル)のある場所を探します!

 

 

 

 

ということで、さっそく見つけた大鳥大社(デネブ)と、棚機神社(ベガ)をつないで、夏の大三角の一辺を作ってみると・・こう↓

 

※オレンジのマークは歳差円の中心=磐船神社と星田妙見宮

 

 

夏の大三角は、デネブ、ベガ、アルタイルの3つの星で作られる細長い三角形で、

こういう形↓になるんだけど

 

*画像はwikipediaよりお借りしました。

 

 

このままだと比べにくい・・

 

なので、えいっ!と回転。

 

 

比べやすくなった(´∀`)

 

 

最初の地図と比べてみると、

アルタイル(彦星)はデネブやベガより下の方、地図上だと南側にあるってことになるのがわかる。

 

 

 

 

じゃあ、

 

 

地図上で、アルタイル(彦星)がありそうな場所を囲ってみると

どうなるか??

 

 

↓おおよそでいいから、見てみよう!

 青い枠で囲ったエリアが候補の場所

 

 

 

あらー。。。。

 

なんということでしょうw

 

 

 

空海といえばあの場所!というくらい有名なあの場所

いい位置に来ちゃいますね。。

 

 

 

 

それは・・

 

 

高野山」と「丹生都比売(にうつひめ)神社」

 

 

 

高野山(壇上伽藍)

 

↓丹生都比売神社(紀伊国一宮)

 

 

地図上はこう↓なる

 

 

WOW!

 

またしても、いい位置!!

 

これは、きっと、どちらかにちがいない。

 

 

 

 

 

 

 

さーて、どっちかな?

 

と考えてて、ふと思いついたのが、以前見たブラタモリ

 

以前のブラタモリで、高野山を取り上げたとき、

高野山空海テーマパーク」だって言ってて深く頷いた記憶がw

 

 

あのネーミングは秀逸だったな〜。

 

だって、高野山は3次元的な曼荼羅の世界だ。

東寺の3D曼荼羅と同じ発想。

 

※東寺の3D曼荼羅については以前に少し書いてます。

 →答えは、星曼荼羅と国土錬成陣???

 

 

 

魂の進化や、魂と宇宙のつながりを表現するのに、

2次元では限界を感じたんだろうなあ。

 

だって、魂は立体的なんだもの。

どうしても描ききれない部分が出てくるし見る者が想像しづらい。

 

 

縦軸の天と地の器としての「人」やチャクラの仕組み、

天(宇宙)とのつながり。

 

横軸の小宇宙としての「人」の意識(魂)の成長、

意識のつながり。

 

そして、魂の成長のプロセス。

 

全てを包括する曼荼羅のあの図柄を考えた人は、ほんとにすごい。

 

 

 

・・・って、話しそれましたね。脱線。

この話しはまた今度、じっくり書こう。

 

 

 

まあ、とにかくです。

 

 

高野山は意識の覚醒、魂の進化を促すための場所であり、

そこに、四国お遍路のような、エンターテイメント性のある仕掛けもあって

(まさに、テーマパーク!)

 

高野山を目指して歩くと、精神性が発露するような、

それが目的の場所として作られているんだと思うんだよなあ。

 

それに、高野山に今までのキーワードに当てはまるものがあるかな?と

調べてみたけど見つからない。

 

だから高野山はアルタイルではないと思う

 

 

 

 

 

 

ってことで、次は「丹生都比売神社」について調べてみると・・

 

なんとこちらは、キーワードてんこ盛り!

 

 

 

 

全ては、丹生都比売神社の「御由緒」にありました。

 

 

 

 

丹生都比売神社HPより抜粋

 

紀ノ川より紀伊山地に入り標高四五〇メートルの盆地天野に当社が創建されたのは古く、今から千七百年前のことと伝えられます。

天平時代に書かれた祝詞である『丹生大明神祝詞 にうだいみょうじんのりと 』によれば、

丹生都比売大神は天照大御神の御妹神さま稚日女命(わかひるめのみこと)とも申し上げ、

神代に紀ノ川流域の三谷に降臨、紀州・大和を巡られ農耕を広め、この天野の地に鎮座されました。

 

丹生都比売大神の御子、高野御子大神は、密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導きました。

弘法大師は、丹生都比売大神よりご神領である高野山を借受け、山上大伽藍に大神の御社を建て守護神として祀り、真言密教の総本山高野山を開きました。

 

また、高野山参詣の表参道である町石道の中間にある二つ鳥居は、神社境内の入口で、まず当社に参拝した後に高野山に登ることが慣習でした。

 

 

 

 

まず、創建が1700年前とあるので、古くからこの地にあった古代祭祀の場所ということがわかる。

これまでと同じだ。

 

 

そして、なんと「丹生都比売大神」は「ワカヒルメ」と同一神とな!!

 

「ワカヒルメ」といえば以前書いたあの女神!!!

 

この記事の中で書いてます。 

stars-road.hatenablog.com

 

 

 

 

あの時は、日本書紀古事記に洪水伝説がないか探してて・・・・

 

 

スサノオがワカヒルメという機織の女神を驚して殺してしまい

この事件に怒ったアマテラスは天岩戸に隠れてしまう。

 

しかも、ワカヒルメは女性器を傷つけられて亡くなる。

(つまり女性性が失われる)

 

 

という下りを見つけて、なんだかこれまでの流れと関係あるなーと

書いたんでした。

 

 

神話からわかったのは、

 

「ワカヒルメ」=「棚機の女神」

 

だった。

 

 

ということは、

 

丹生都比売(にうつひめ)神社の御由緒とくっつけると、

 

 

「丹生都比売」=「ワカヒルメ」で、

 

「ワカヒルメ」=「棚機の女神」=「ベガ(織姫)」だから、

 

 

答え →→→ 「丹生都比売」=「ベガ(織姫)」

 

 

ということになる。

 

 

あの時のメモ的に書いたことが、こんな風につながるとは・・

ちょっと怖いくらい、すごい。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、そして。

 

その「ワカヒルメ(丹生都比売)」の息子として2番目に祭られている高野御子大神

 

この方の別名は「狩場明神(かりばみょうじん)」

 

御由緒には、白と黒の犬を連れた狩人として出てきて弘法大師空海を導くとある。

 

↓狩場明神と空海の出会いの場面イメージ

丹生官省符神社HPより画像をお借りしました。

 

 

2匹の犬を連れて登場かあ。

 

ヤマトタケルの白鳥になって西に飛んで行ったに続き、

この話しも、なんだか変な感じだ。

 

 

話の前後の脈絡なく、唐突に出てくる動物。。。

 

なぜ、犬なのか?しかも2匹!!

 

何かを暗示しているとしか思えない(汗)

 

 

 

 

 

だから調べてみた。

 

 

すると・・・

 

 

 

なんと・・・

 

 

星座の鷲座、アルタイルの近くには明るい星が2つあり、

 

↓鷲座とアルタイル

*画像はこちらよりお借りしました。

 

平安中期の辞書:和名類聚抄によると、

アルタイルと両隣りの2星を合わせた3つの星をまとめて名前が付けられてて。

 

3つの星の並んだ様子が

両脇に犬を従えた人の姿に例えられ、

「以奴加比保之(いぬかいぼし)」と呼ばれていたらしい。

 

 

 

 

つまり、アルタイルは、

昔の日本では鷲ではなく、犬だった!!

 

 

 

 

 

 

 

・・ということは、ですよ。

 

 

 

 

丹生都比売の子どもとされる高野御子大神は、別名「狩場明神」で、

 

「狩場明神」は「両脇に2匹の犬を従えた狩人」の姿で空海を導いた。

 

「両脇に2匹の犬を従えた姿」は、古代の日本では「以奴加比保之=犬飼星(いぬかいぼし)」と呼ばれ「鷲座のアルタイル=彦星」を指す。

 

 

 

つまり、方程式はこうなるから・・

 

高野御子大神」=「狩場明神」

 

「狩場明神」=「両脇に2匹の犬を従えた狩人」

 

「両脇に2匹の犬を従えた狩人」=「以奴加比保之(いぬかいぼし)」

 

「以奴加比保之(いぬかいぼし)」=「アルタイル」=「彦星」

 

 

 

答え →→→ 「高野御子大神」=「アルタイル(彦星)」

 

 

 

 

 

 

 

これはすごい・・

 

 

丹生都比売(にうつひめ)神社には、織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)が祀られているんだ!

 

 

 

 

 

 

 

そしてさらに。

 

神社のある場所の地名が「天野」とな。

 

 

 

 

うわーー。出来過ぎてませんか。これ。

 

 

 

アルタイル(彦星)は「丹生都比売神社」で決まりだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝承に出てくる、犬の色が白と黒なのは、

陰陽道と関係あるのかなあ。

 

 

陰陽道で「白と黒」は「隠と陽」を表す。

 

 

白と黒。

 

隠と陽。

 

女性性と男性性。

 

 

この色を犬にあえてまとわせたのは、

 

陰陽統合、陰陽入れ替わりの仕組みと、

 

北極星となる星が移動することとが関係するということを

 

後世に伝えるためだったんじゃないだろうか。

 

(だって、空海天文学者

 

 

 

 

それに、丹生都比売神社には「二つ鳥居」と呼ばれる不思議な鳥居がある。

 

「丹生都比売」と「高野御子大神」を祭っていると言われる鳥居が2つ横並びに並んでいる。

 

↓二つ鳥居

*画像はWikipediaよりお借りしました。

 

 

二つ鳥居を参拝した方のレポを見ると、

どうやらその2つの鳥居は南北に並んでいるらしい。

※その方のレポはこちら

 超詳しく書いてあって、ありがたい^^

 

 

木でできた鳥居があったところに、空海がやって来て石で作り直したそうだけど・・

 

これは、本当に、「丹生都比売(ベガ)」と「高野御子大神(アルタイル)」

だったんだろうか?

 

もしかして、ベガとポラリス(現在の北極星)だったんじゃないだろうか・・

それを七夕の物語と絡まるうちに、ポラリスがアルタイルに変わっていったんじゃ・・

(わたしが間違えたのと同じように・・w)

 

 

なーんて。

なんとなく、そんな気がしました。

 

 

 

 

 

 

最後に、アルタイルを加えた地図を!

 

 

 

ワ━ヽ(*´Д`*)ノ━ィ!!!!

 

日本の大地に夏の大三角が浮かび上がった!

 

 

 

 

 

ついでに、歳差円も書いて見ると、こう↓

 

古代祭祀、磐座、神社、七夕、織姫、彦星、天の川、空海・・

 

これらのキーワードをつないでできたこの三角形に

どんな意味があるんだろうか?

 

そして、北斗七星に、北極星に、夏の大三角を構成する恒星が、天の極みを中心に大地に描かれている意味は?

 

どうしてこんな大掛かりな仕掛けを作ったんだろう?

作れたんだろう?

 

 

それに、デネブ(大鳥大社)もアルタイル(丹生都比売神社)も

一ノ宮として現存するのに、

なぜ、ベガ(棚機神社)は小さな神社なんだろう?

 

 

疑問は尽きません。

 

 

 

 

ベガ(棚機神社)のことを考えていて。

 

ここまで、ベガ→デネブ→アルタイルの順に探してきたけれど、

それは空海の狙いとは違うのかもしれないなあと、ふと思った。

 

本当は、アルタイルとデネブをもとにベガを探す、

そういう仕掛けなのかもしれない。

 

かごめ歌も「ベガを探す歌」だったしな。。

 

 

そんなことを考えていたら、

 

ベガ(棚機神社)のある当麻の地や、

当麻の地にたどり着いた理由の1つ當麻寺について

もっと詳しく知りたくなってきた。

 

なんだかまだ、続きがありそうな気がする!

 

 

それに、歳差円上の他の星(北極星になる他の星)も気になるし・・

 

 

ってことで、星探しはさらに続きます。

 

つづく