【2019.4.24の記事】
こちらの記事の続きです。
草薙の剣が盗まれておらず、
そもそも686年に草薙の剣は、初めて熱田神宮に祀られた、とすると
日本書紀や古事記に描かれた「草薙の剣に関するエピソード」は全部作り話しということに。
ヤマトタケルは、倭姫から草薙の剣を預かっていなかったし、
伊吹山へ迎う前に、宮簀媛に預けてもいないんだ。
・・となると、
胴体から取り出した剣とされるけど、その話しもなかったことになるし
それに、スサノオがヤマタノオロチを倒した時に使っていた剣(アメノハバキリ)は、
草薙の剣にあたって欠けたとされるけど、その話しも無しになり。。
ああ、ドミノのように崩れていく。。
なんだか、剣にまつわる話しは、すべて作り話しな気がしてきたw
以前も書いたけど、やっぱり、剣と蛇と火と雷に関する話しは、
全て、人の目覚めについてのエピソードなんだ。
こうなるともう、そうとしか思えない。
そして、剣といえば、石上神宮
*写真はWikipediaよりお借りしました。
石神神宮は、この間の「高座結御子(たかくらむすびみこ)神社」の謎解きでも出てきた。
「高座結御子(たかくらむすびみこ)神社」の祭神「高倉下(たかくらじ)」は、
「神武天皇」に「布都御魂(ふつのみたま)」という剣を授けたんだよね。
神武天皇は、この剣の霊力のおかげで戦いに勝利する。
この「布都御魂(ふつのみたま)」は、今は「石神神宮」に祀られているんだけど、
ちょっとややこしいのは、石上神宮には名前が似ている3本の剣が主祭神として祀られてるところ。
その3本とは、この3本のこと。
①布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)
→神武天皇に授けられた剣
②布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)
→アメノハバキリのこと。スサノオがヤマタノオロチ退治で使用。
③布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)
→ニギハヤヒが天津神から授けられた剣。蘇りの力があるとされる。
スサノオが使ったアメノハバキリも、石上神宮に祀られている。→②
それに③の「ニギハヤヒ」が降臨する時に授けられた「十種神宝(とくさのかんだから)」という神器の1つ「布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)」も祀られてて、
「十種神宝(とくさのかんだから)」は、生命の樹と関係あると思う。
まだちゃんと謎解きができてなくて、今は詳しく書けないんだけど。。。
ただ、もし、「十種神宝(とくさのかんだから)」や「布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)」が生命の樹に関係していたら、石上神宮に祀られている3本の剣は、全て人の目覚めに関係する(というか目覚めを表すもの)ということになる。
日本神話に出てくる「剣」は、人の意識の目覚めを促すものであり→①
止めるものでもあり→②、生命の樹、つまり人のエネルギーそのもの→③を表すんだ。
これって、カバラの思想、そのものだと思うんだけど、
いつからそうなって、なんで日本の神話にエピソードが組み込まれたんだろう?
もっと遡ればシュメールとも通じるということ。
それって、、、どういうこと??
いつ伝わったんだろうか?
それとも、こっちが発祥だったりして?
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そして、この3本の剣を祭神とする石上神宮は、物部氏の総氏神。
蘇我氏との争いで敗れ、滅亡したと伝わる。
最近、物部氏が頻繁に出てくるようになったなあ。
御朱印集めで神社巡りをしていた時から、なぜか物部系の神社は外して回っていたのだけれど
(理由は不明。意図せずそうなってた)
そろそろ、物部氏に向き合う時がきた気がする今日この頃。
物部氏を調べる時、なんか怖いんだよね。
なんだろう?開けちゃいけない何かがあるのか??
そして、「十種神宝(とくさのかんだから)」については、ニギハヤヒの降臨伝説のある「磐船神社」に参拝したら、何かわかるような気がしてるんだけど。
遠いんだよーw
でも、そろそろ行くのかな、という感じもするし。
ああ、いつ行こう。。。
↓磐船神社の拝殿と、ご神体の「天の磐船」
*写真はWikipediaよりお借りしました。
ここに行くと、何かがわかると思うのです。
楽しみなような、怖いような。。。
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モヤモヤ記事、もう1つあるんです。
今回、書ききれず。
もう1記事つづきます。
つづく